Revenue Cutter Service Steamers
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- 排水量:409t(ダラスは391t、マクレーンは368t、スペンサーは398t、ジェファーソンは343t、リガーレは364t、ポーク、ウォーカーは400t) 全長:48.76m 幅:7.31m 吃水:2.83m(スペンサー、ジェファーソンは3.01m) 主機/軸数:high-pressure horizontal機関(リガーレはhorizontal back-acting機関、サイズ609.60mm×0.91m、スペンサーはサイズ914.40mm×0.60m)/Hunter wheel(ジェファーソン、リガーレは1軸、ポーク、ウォーカーは外輪2基) 兵装:長18ポンド砲1門、32ポンド砲4門(ビブ。ダラスは長18ポンド砲1門、マクレーン、ポークは32ポンド砲4門、スペンサーは12ポンド砲5門、18ポンド砲1門、9ポンド砲1門、ジェファーソンは18ポンド砲1門、12ポンド砲1門、9ポンド砲1門、4ポンド砲2門、ウォーカーは32ポンド砲3門) 乗員:60名(ビブ、スペンサー、ジェファーソン、リガーレは58名)
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ビブ | Bibb | Charles Knapp | ◎ジョージ M. ビブ George M. Bibbともいわれる ◎最初の予定船名はタイラー Tylerだった ◎1845/4/10 進水 公試中、沈没を防ぐため浜に座礁するも浸水 ◎1845 シンシナティにて外輪船に改装 ◎1847/1/9(1847/7/11?) ボストンにて沿岸測量部に移管 ◎1861/5/31 税関監視船部に移管 ◎1861/11 沿岸測量部に移管 |
|||
ダラス | Dallas | Stillman | ◎バッファローにて起工 ◎1846/4/4 進水 ◎外輪船に改装 ◎1848 沿岸測量部に移管するも就役せず |
|||
マクレーン | McLane | Cyrus Alger | ◎1845 進水 ◎外輪船に改装 ◎1847/12/3 売却されMerrill's Shell Bankで灯船に改装 |
|||
スペンサー | Spencer | West Point Foundry Company | 1844 | 1848 | ◎1845 進水 ◎1845(1846) スクリュー推進船に改装(2軸) 1846/5 チャールストンにてボイラー故障 ◎1848/3 ノーフォークにてボイラー撤去、灯船に改装、Lighthouse Serviceに移管 |
|
ジェファーソン | Jefferson | Charles Knapp | ◎1845 進水 ◎1845/9 John Ericsson's propellersからLoper's propellersに換装 ◎1847/6/23 Oswegoにて再建造 ◎1849/6/27 ニュー・ヨークにて沿岸測量部に移管するも就役せず |
|||
リガーレ | Legare | R. & G. L. Schuyler | 1844/5 | ◎のちにヒュー S. リガーレ Hugh S. Legareと改名 ◎のちにJohn Ericsson's propellersからLoper's propellersに換装 ◎1847/11/12 沿岸測量部に移管 |
||
ポーク | Polk | J. R. Anderson | 1847/1 | ◎1846 進水 ◎1847/3 海軍に移管 ◎1847/5 税関監視船部に移管 ◎1848 バークに改装(撤去した機関はジェファーソンに) ◎1854/12/29 サン・フランシスコにて売却(売却額$3,350) |
||
ウォーカー | Walker | Joseph Tomlinson (Tomlinson, Hartapee & Co.?) |
― | ◎1847/11 進水 ◎1848/1初め 沿岸測量部に移管 |
- 排水量:639t(旧測定法による総トン数) 全長:54.86m 幅:9.14m 吃水:3.04m 主機/軸数:Allaire Iron Works式inclined direct-acting機関/外輪2基 速力:12.0kt 兵装(1861年6月1日時):32ポンド砲3門、24ポンド砲4門 乗員:100名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ハリエット・レーン (1、2、3、4) |
Harriet Lane | William H. Webb | 1858/2/28 | ◎1857/11/20 進水 ◎1858後半 海軍に移管 ◎1859 税関監視船部に移管 ◎1861/3/30 海軍の指揮下に入る 1861/8/29 Hatteras Inletにて座礁により損傷、のちに離礁 ◎1861/9初め? 一時的な修理(~1861/9/3) ◎1861/9/10 海軍に移管 |
- 排水量:123t 全長:30.48m 幅:5.36m 吃水:2.86m 主機/軸数:direct-acting機関1基/外輪2基 兵装:ライフル砲1門(ハーキュリーズ)
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ハーキュリーズ | Hercules | Patapsco Steam Tug Co. | 1861/9/11 | 1864 | ◎1861/8/10 1850年進水の外輪曳船を購入し、改装 ◎1864/5/18 ボルティモアにて民間に売却され商船となる ◎1865 除籍 |
|
◎Rappahannock River. | ||||||
リライアンス | Reliance | Patapsco Steam Tug Co. | 1861 | ◎1861/8/10 1850年進水の外輪曳船を購入し、改装 1864/8/12 Wicomico Riverにてアメリカ連合国軍の攻撃により損傷 ◎1865/10/10(1865/12?) 民間に売却(売却額$4,500) ◎1866 除籍 |
||
◎Chesapeake Bay. Attacked by enemy on Wicomico River (1 killed), 12 Aug 1864. | ||||||
タイガー | Tiger | Patapsco Steam Tug Co. | 1861/9/11 | ◎1861/8/10 1850年進水の外輪曳船を購入し、改装 ◎1865/7/27 ボルティモアにて民間に売却(売却額$1,950) ◎1870 諸外国に売却 |
||
◎Chesapeake Bay. |
- 排水量:305t 全長:42.91m 幅:6.88m(7.43mもしくは8.83mともいわれる) 吃水:2.43m(2.74mともいわれる) 主缶:缶3基 主機/軸数:steeple機関1基/外輪2基 出力:284馬力 速力:12.0kt 兵装:12ポンド砲4門、24ポンド砲1門、30ポンド・ライフル砲1門(30ポンド・パロット・ライフル砲1門、12ポンド砲3門ともいわれる)
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
シャブリック (1、2、3) |
Shubrick | フィラデルフィア海軍工廠 | 1861/10/15 | ◎1861/8/23 税関監視船部に移管 ◎1866/12/24 U.S. Lighthouse Boardに移管 ◎1865/2/15 海軍に移管 1867/9/8 Cape Mendocino lighthouse沖にて座礁、のちにサン・フランシスコ海軍工廠にて修理(~1869、修理額$162,399.12) ◎1886 売却 |
||
◎Served on Pacific Coast. Transferred to USN on 15 Feb 1865 for 90 days for surveying the Bering Sea. |
- ※データは沿岸外輪戦闘艦(第4級艦)ヴィクセンの項を参照
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ヴィクセン (1、2) |
Vixen | ― | Brown & Bell | ◎1861/5/31 税関監視船部に移管 ◎1861/6/15 沿岸測量部に移管 ◎1861/8/26 海軍に移管、沿岸外輪戦闘艦に改装 |
- 排水量:281t 全長:49.37m 幅:7.31m 吃水:2.62m 主機/軸数:外輪2基 兵装:20ポンド・ライフル砲1門(30ポンド・パロット・ライフル砲1門、24ポンド榴弾砲1門ともいわれる)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
フローラ | Flora | ― | Benjamin C. Terry | 1862/3/5 | ― | ◎1862/2/24 1854年進水のスタテン・アイランド・フェリー社の外輪汽船を購入 ◎1864/1/13 ネマハ Nemahaと改名 1868/2/7 Wicomico River河口にて焼失 |
|
◎Carolina Coast. Burned at mouth of Wicomico River (2 killed), 7 Feb 1868. |
- 排水量:120t 全長:30.78m 幅:6.58m 吃水:1.82m 主機/軸数:2-cyl. inclined機関/2軸 兵装:100ポンド・パロット・ライフル砲1門、12ポンド砲2門
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
E. A. スティーヴンス (1、2、3) |
E. A. Stevens | ― | R. H. Dunham & Co. | 1862/3/13 | ◎1862/3/12 1844年進水のHobokenのStevens familyの汽船NaugatuckをStevens familyが税関監視船部に寄贈 ◎1862春 海軍に移管、ノーガタックと改名 ◎後に税関監視船部に移管、E. A. スティーヴンスと改名 ◎南北戦争後、修理 ◎1871 ボルティモアにて改装(~1872) ◎1890/4/24 民間に売却され商船Argusとなる 1896 火災により損傷、船体は石炭用艀となる |
- 排水量:213t 全長:35.05m 主機/軸数:oscillating機関2基/1軸 兵装:24ポンド砲1門、12ポンド砲1門
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
マイアミ | Miami | グラスゴー | 1862/3/14 | ◎1862/1/28 1853年進水の汽船Lady Le Marchantを購入し、改装 ◎南北戦争末期、修理 ◎1871/4/19 ウィルミントンにて売却(売却額$2,149) |
- 排水量:308t(650tともいわれる) 全長:46.32m 幅:8.44m 吃水:3.99m 主缶:缶2基 主機/軸数:Faron式2-cyl. oscillating機関/1軸 出力:144馬力 兵装:30ポンド・パロット・ライフル砲2門、20ポンド砲4門、100ポンド砲1門、24ポンド砲4門
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
クヤホガ | Cuyahoga | Jacob A. Westervelt | 1863/4 | ◎1863/4 1854年進水のメキシコ船General Santa
Annaを購入し、改装 1864/3/13 Henlopen岬沖にて衝突し損傷 ◎1867/7/29(1867/8/9?) 売却 ◎1868/6 日本に売却され大砲練習船攝津となる ◎1869/9/5(1870/9?) 広島藩または鹿児島藩に移管 ◎1871/4/28 日本政府に返還 ◎1871/9/18 一番貯蓄船と改名 ◎1871/11/15 艦種を五等艦に改める ◎1872/7 機関撤去工事 ◎1874/7/18(1874/7/24?) 摂津と改名 ◎1874/10/31 艦種を四等艦に改める ◎1880/1 係留練習艦となる ◎1886/2/17(1886/2/27?) 艦種を雑役船に改め、兵学校練習船となる ◎1888 廃船 ◎1889 解体のため売却 |
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィナンツ | Winants (G. L.) | 1862/8 | 1863/3 |
- 排水量:230t(アシュロットは323t、カンカキーは313t、キウォーニーは236t、マホーニングは375t) 全長:43.58m(アシュロットは42.06m、カンカキーは41.75m、キウォーニーは42.97m、マホーニングは39.62m、ワヤンダは垂線間長51.81m) 幅:8.10m(アシュロットは8.83m、キウォーニーは8.29m、マホーニング、ワヤンダは8.22m) 吃水:3.53m(depth of hull)(アシュロットは2.07m、カンカキーは1.49m、キウォーニーは3.41m、マホーニングは1.64m、ワヤンダは3.35m(depth of hull)) 主機/軸数:2-cyl. oscillating機関(アシュロットはNovelty Iron Works式oscillating機関、カンカキーはJ. & R. I. Gray式LP oscillating機関2基)/1軸(アシュロット、マホーニングは外輪2基) 兵装:30ポンド・パロット・ライフル砲、24ポンド榴弾砲(アシュロット、カンカキーは30ポンド砲1門、24ポンド榴弾砲6門) 乗員:41名(カンカキー、ワヤンダ、マホーニングは40名、1891年には士官7名、下士官34名)
- ※スクリュー推進船に改装後は、排水量:330t 全長:44.68m 幅:8.71m 吃水:3.53m 主機/軸数:Reany, Son & Archbold式Oscillating機関/1軸
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アシュロット | Ashuelot | John Englis | 1864/5 | 1867/4/30 | ◎1863/7/8 進水 ◎1865/9 ポートランドにて修理 ◎1867/5/7 スタテン・アイランドにて係船 ◎1867/6/20 ニュー・ヨークのJ. C. Fullerに売却(売却額$28,300) ◎1868/3 秋田藩に売却され高尾と改名 1868/10/27 箱館にて幕府軍が拿捕し第二回天と改名 1869/3 暴風のより機関故障、宮古湾にて新政府海軍軍艦東の攻撃により損傷、のちに焼却処分 |
|
カンカキー | Kankakee | Jacob A. Westervelt | 1864/12 | ◎1863/9/15 進水 ◎のちにスタテン・アイランドにて係船 ◎1867/5/28(1867/6/20?) 売却 ◎1868/12(1869/2?) 日本に売却 ◎1868/12/29 河内と改名 ◎1869/8/7 岡山藩に移管 ◎のちに破壊処分 |
||
キウォーニー | Kewanee | John A. Robb | 1864/6 | 1867/4/30 | ◎1863/9/23 進水 ◎1867/7/10 売却(売却額$25,100) ◎1868/11 日本に売却され武蔵と改名 1869/4(1869/2/22?) 横浜港にて火災により沈没、のちに引き揚げられる ◎1869/10/10 船体を大蔵省に移管 |
|
マホーニング (1、2) |
Mahoning | John W. Lynn & Son | 1864/2 (1864/7/18?) |
1915/7/19 | ◎1863/7/29 進水 ◎1868 スクリュー推進蒸気船に改装 ◎1873/6/5 レヴィ・ウッドベリー Levi Woodburyと改名 ◎1915/8/10 ボストンのThomas Butler & Companyに売却(売却額$4,286) ◎1915 ブリッジポートのLake Submarine Torpedo Boat Co. に売却され艀兼補給船Lakscoとなる(1、2) ◎1920 ニュー・ヨークのMerritt-Chapman & Scott Corp. に売却 ◎1928 放棄 ◎1932 除籍 |
|
◎Eastport, Me. | ||||||
ポートゥックスト | Pawtuxet | Thomas Stack(Thomas Stark?) | 1864/7 | 1867/3/31 | ◎1863/7/7 進水 ◎1867/5/31 係船 ◎1867/8/9 ボストンのP. L. Everettに売却され商船となる(売却額$25,500) ◎のちに除籍 |
|
ワヤンダ | Wayanda | J. J. Fardy & Bros. | 1864/4 | 1873/10/18 | ◎ワワヤンダ Wawayandaともいわれる ◎1863/9/1 進水 ◎1868頃 改装 ◎1873/11/18 民間に売却され商船Los Angelesとなる ◎1896 除籍 |
- 排水量:220t 全長:36.27m 幅:6.70m 吃水:2.74m 主機/軸数:Walking-beam機関/外輪2基
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ブロンクス | Bronx | ブルックリン | 1864/1 | ― | ◎1863 1863年進水のBoston & Hingham
Steam Boat Companyの外輪汽船Addison F. Andrewsを購入し、改装 ◎1864/1/13 ブロンクスと改名 1873/4/4 ロック・アイランド・サウンドにて沈没 |
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ヘクター | Hector | 1864/12/5 | ◎1864/10/5 Oswegoにて曳船をチャーター |
- 排水量:240t(254tともいわれる) 全長:41.75m 幅:6.70m 吃水:1.70m 主機/軸数:外輪2基 兵装:砲2門 乗員:30名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィリアム H. スウォード | William H. Seward | ウィルミントン | 1864/7 | 1901/6/10 | ◎スウォード Sewardともいわれる ◎1864/4 1864年進水の外輪船を購入 ◎1897/9 ペンサコラにて修理 ◎1898/4/12 退役、McPhillips Wharfにて係船 ◎1898/7/1 再役 ◎1901/6/7(1901/6/10?) モービルにてLee Kimballに売却され艀Eugeniaとなる(売却額$1,015) |
- 排水量:319t(320tともいわれる) 全長:41.14m(43.28mともいわれる) 幅:7.58m(12.80mともいわれる) 吃水:2.13m 主機/軸数:外輪2基 兵装:砲1門 乗員:37名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ノーザナー | Northerner | Newburgh | 1864/8 | 1890 | ◎1864/4/18 1864年進水のニュー・ヨークのS.
Crary & Brothersの外輪船を購入 ◎1872 ボルティモアにて係船 ◎1874/11/19 トーマス・ユーイング Thomas Ewingと改名 ◎1883 改装 ◎1892/8/26 Marine Hospital Serviceに移管 ◎1895/4/29(1895/6/5?) 民間に売却され商船Cliftonとなる(売却額$1,000) 1909/5/18 ビューフォートにて難破 |
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィンスロー | Winslow | ― | ◎1864/9 バッファローにて曳船をチャーター 1864/10/14 クリーヴランドにて難破 |
- 排水量:403t(404tともいわれる) 全長:50.59m 幅:7.19m 吃水:2.01m 主缶:スコッチ缶2基 主機/軸数:4-cyl. HP機関4基/2軸 兵装:砲3門 乗員:37名(士官7名、下士官兵31名ともいわれる)
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
コモドア・ペリー | Commodore Perry | Wright & Whitaker | 1865/3/20 | 1883/10/3 | ◎1864/10 進水 ◎1883/10/3 ユニオン・ドライ・ドック社にて改装 ◎1884 商船Periwinkleとなる 1897 Toledoにて焼失 |
|
◎Great Lakes. |
- 排水量:287t(500tともいわれる、ウィリアム・ピット・フェッセンデン、ジョン・シャーマンは476t、ヒュー・マッカロクは904t、アンドリュー・ジョンソンは499t) 全長:51.81m(53.64mともいわれる、ウィリアム・ピット・フェッセンデン、ジョン・シャーマンは54.86m(ウィリアム・ピット・フェッセンデン、ジョン・シャーマンは52.42mともいわれる)、ヒュー・マッカロクは54.25m、アンドリュー・ジョンソンは52.42m(53.34mともいわれる)) 幅:8.22m(8.53mともいわれる、ウィリアム・ピット・フェッセンデン、ジョン・シャーマンは8.83m(ウィリアム・ピット・フェッセンデン、ジョン・シャーマンは8.32mともいわれる)、ヒュー・マッカロクは8.26m、アンドリュー・ジョンソンは8.04m(8.26mともいわれる)) 吃水:3.29m(depth of hull)(3.35m(depth of hull)ともいわれる、ウィリアム・ピット・フェッセンデン、ジョン・シャーマンは3.07m(depth of hull)、アンドリュー・ジョンソンは3.04m(depth of hull)) 主機/軸数:Fletcher Harrison & Co. 式vertical beam機関(アンドリュー・ジョンソンはJ. & R. I. Gray式vertical beam機関)/外輪2基 兵装:砲3門(アンドリュー・ジョンソン、1889年には4ポンド砲3門、30ポンド砲1門、24ポンド砲1門。ウィリアム・ピット・フェッセンデンは小火器4挺?) 乗員:40名(ウィリアム・ピット・フェッセンデン(士官7名、下士官兵33名ともいわれる)、ジョン・シャーマン(40名ともいわれる)、アンドリュー・ジョンソンは37名)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィリアム・ピット・フェッセンデン | William Pitt Fessenden | ― | Peck & Kirby | 1865 (1869/4/19?) |
1882/5/15 (1882/6?) |
◎フェッセンデン Fessendenともいわれる ◎1865/4/6? 進水 ◎毎年12月~4月はクリーヴランドにて係船(1875年からはデトロイトにて係船) ◎1882 バッファローのUnion Dry Dock Companyにて修理 ◎1883/3/29 解体のため、Union Dry Dock Companyに売却(売却額$3,000) ◎後に改装 |
|
◎Great Lakes. | |||||||
ジョン・シャーマン | John Sherman | ― | Peck & Kirby | 1865/5 (1866/5/1?) |
1871/10/21 | ◎シャーマン Shermanともいわれる ◎1865 進水 ◎毎年11月末~5月にて退役、係船 ◎1872/6/25 売却 ◎後にスクーナー改装 ◎1893 除籍 |
|
サーモン P. チェイス | Salmon P. Chase | ― | James Murphy (後にMurphy, McCrady, & Worden) |
1865/10/8 (1865/10/9?) |
1875 | ◎チェイス Chaseともいわれる ◎1865 進水 ◎毎年11月末~5月は係船 ◎1875/6/15 売却され商船Admiralとなる(売却額$11,527.00) ◎1883 諸外国に売却 |
|
◎Great Lakes 1865-1875. | |||||||
ヒュー・マッカロク | Hugh McCulloch | ― | J. J. Fardy & Bros. | 1865/7/28 (1865/12/1?) |
1875/5? | ◎マッカロク McCullochともいわれる ◎1865 進水 ◎1876/3/17(1876/3/20?) 民間に売却され商船John H. Starinとなる(売却額$8,400) ◎1911 除籍 |
|
アンドリュー・ジョンソン | Andrew Johnson | ― | J. & R. I. Gray | 1865/5/1 (1865/10?) |
1897/5/31 | ◎ジョンソン Johnsonともいわれる ◎1865 進水 ◎毎年11月末~5月にて係船 ◎1879 Manitowocにて改装 ◎1897/5(1897/6/2?、1897/6/25?) Charles E. Benhamに売却(売却額$2,250) |
|
◎Great Lakes. |
- 排水量:111t(116tともいわれる) 全長:24.26m 幅:5.60m 吃水:2.43m 主機/軸数:overhead機関/1軸 速力:10.0kt 兵装:20ポンド・ライフル砲1門 乗員:12名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウーノ | Uno | ― | Camden | 1865 | 1883/10/3 (1904/12/3?) |
◎1865/6/23 税関監視船部に売却 ◎1865/7/27 ウーノと改名 ◎1873 改装 ◎1873/11/25 ピーター G. ワシントン Peter G. Washingtonと改名 ◎1906/2/3(1906/3/2?) ボルティモアにて売却(売却額$405) |
- 排水量:290t 全長:43.89m 幅:7.92m 吃水:3.35m(depth of hull、3.53m(depth of hull)ともいわれる) 主機/軸数:Walking-beam steam機関/外輪2基 兵装:砲2門
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジョン A. ディックス | John A. Dix | ― | James Murphy (後にMurphy, McCrady, & Worden) |
1865 | 1872 | ◎ディックス Dixともいわれる ◎1865/7/28 進水 ◎1872/6/27 ArcadiaのPere Marquette Lineが取得し旅客船に改装 ◎1872/9/5 デトロイトにて運航開始 ◎1877 Nathan Engelmannが取得 ◎1884 売却されシカゴからの遠足用蒸気船として使用 ◎1896/2/28 $8,500の請求を満たすために地方裁判所によって売却される ◎1879 デトロイト・ドライ・ドック社に買収されペンシルヴェニア州でエンジンを再利用する ◎警察の管轄外のリゾート地として使用するという提案は失敗に終わる ◎1898/7/6 故意に燃やされた |
|
◎Great Lakes. |
- 排水量:546t(550tともいわれる) 全長:50.29m 幅:7.92m 吃水:3.04m 主機/軸数:1-cyl. oscillating機関
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
リンカーン | Lincoln | ― | J. J. Fardy & Bros. | 1865/9/1 | 1874/4/14 | ◎1864/5 進水 ◎1874/4/14 民間に売却され商船San Luisとなる 1887/2/15 サン・フランシスコにて沈没 |
|
◎Served in Alaska. |
- 排水量:390t 全長:41.75m 幅:7.62m 吃水:1.82m 主機/軸数:Walking式beam機関/外輪2基 乗員:33名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィルダーネス | Wilderness | ブルックリン | 1865/9 | ◎1865/9/6(1865/9/7?) チャールズタウン海軍工廠にて税関監視船部に売却(売却額$30,000) ◎1865/9中旬 ボルティモアにて改装 ◎1866/12? 修理 ◎1872/9下旬? 修理 ◎1873/6/11 ジョン A. ディックスと改名 ◎1883/11 ボイラー交換工事(~1884/2/1) ◎1891/5/18 ルイジアナ州Algiersにて民間に売却され商船Governor John A. Dixとなる(売却額$5,550) ◎1908 除籍 |
- 排水量:325t(旧測定法による総トン数) 全長:44.50m(46.36mともいわれる) 幅:7.92m(7.98mともいわれる) 吃水:2.43m(2.52mともいわれる) 主機/軸数:vertical beam機関/外輪2基 兵装:砲2門 乗員:士官7名、下士官兵31名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ナンスモンド | Nansemond | Lawrence & Foulkes | 1865/10 | 1896/9/29 | ◎1865/8/21(1865/8/22?) 税関監視船部に移管 ◎1873/11/20 ウィリアム H. クロフォード William H. Crawfordと改名(W. H. クロフォード W. H. Crawfordともいわれる) ◎1885 ボルティモアのColumbia IWにて改装 ◎1897/4/24 ボルティモアのEdward D. Boozに売却され商船General J. A. Dumontとなる 1914/12/22 メリーランド州Severn Sideにて焼失 |
- 排水量:357t 全長:46.63m(49.07mともいわれる) 幅:8.22m(8.35mともいわれる) 吃水:1.82m 主機/軸数:Walking-beam steam機関1基/外輪2基 速力:13.0kt 兵装:砲2門 乗員:33名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
デラウェア (1、2、3、4) |
Delaware | Harlan & Hollingsworth Co. | 1865/11 | 1902/12/27 | ◎1865/8/30(1865/8/31?、1865/9/12?) 税関監視船部に売却(売却額$40,000)、ボルティモアで改装 ◎1873 改装(修理額$11,500) ◎1873/6 ルイス・マクレーン Louis McLaneと改名 ◎1877 修理 ◎1903/10/23 民間に売却され商船Louis Doliveとなる(売却額$4,195) ◎1919 除籍 |
- 排水量:192t 全長:31.85m(1882年には39.01m) 幅:6.79m 吃水:2.74m 主缶:缶1基 主機/軸数:vertical direct-acting機関/1軸 速力:10.0kt 乗員:26名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
モカシン (1、2、3) |
Moccasin | フィラデルフィア | 1865/12 | 1890/11/22 | ◎1865/9/18 税関監視船部に売却(売却額$14,000) ◎1866? フィラデルフィアにて修理 ◎1881年7月8日にニュー・ヨークに到着。Slater & Reidに引き渡され、改装が行われた。翌年4月10日にふたたび就航した。改装中の1881年12月、船名はジョージ M. ビブ George M. Bibbに変更された ◎1891/10/24 バッファローにて民間に売却され商船Pentagoetとなる(売却額$2,500) 1898/11/27 マサチューセッツ州Cape Codにて沈没。乗組員18名を失う。一般貨物を積んでニュー・ヨークからメイン州Rocklandに向かっていた |
|
◎Renamed George M. Bibb, 16 Dec 1881. Lengthened at New York (128'), recomm. 10 Apr 1882. Great Lakes. Sold 24 Oct 1891. |
- 排水量:25.5t 全長:11.82m 幅:4.54m
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
サニーサイド | Sunnyside | ◎1868/12/26 売却 |
- 排水量:111t(117tともいわれる) 全長:24.07m(25.60mともいわれる) 幅:5.48m(5.66mともいわれる) 吃水:2.31m(2.43mともいわれる) 主缶:缶2基 主機/軸数:LP機関/1軸 兵装:砲1門 乗員:12名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジャスミン (1、2) |
Jasmine | ― | ブルックリン | 1866 | 1903/3/21 | ◎1866/6/2(1866/6/13?) 税関監視船部に売却(売却額$6,500) ◎1870 船体延長工事、船体は30.17mに延長 ◎1873 改装 ◎1873/12/18 ウィリアム E. チャンドラー William E. Chandlerと改名 ◎1903/9/28 売却され商船Grantとなる(売却額$561.87) |
- 排水量:65t(96tともいわれる) 全長:25.90m 幅:5.48m 吃水:2.13m 主機/軸数:1軸 兵装:砲1門 乗員:10名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ハンニバル・ハムリン | Hannibal Hamlin | ― | ウィルミントン | 1867 | 1899/5/31 | ◎ハムリン Hamlinともいわれる ◎1866/12/12 1864年進水のボストンのコレクターの汽船D. A. Millsを購入し、改装 ◎1867/1/11 ハンニバル・ハムリンと改名 ◎1874 改装 ◎1899/8/28 売却(売却額$321) |
- 排水量:140t(143tともいわれる) 全長(甲板長ともいわれる):32.61m 幅:6.09m 吃水:2.43m 主機/軸数:1軸 乗員:26名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
モスウッド | Mosswood | ― | ボルティモア | 1867/4 | 1888/11/19 | ◎1863 進水 ◎1866/12/14 税関監視船部に売却(売却額$12,000、元陸軍船) ◎1877/10/15 ヒュー・マッカロクと改名 ◎1885 修理 ◎1899/2/20 民間に売却(売却額$4,703) ◎1891 商船Jupiterとなる ◎1892 諸外国に売却 |
- 排水量:69t(113tともいわれる) 全長:25.90m 幅:5.18m 吃水:2.65m 主機/軸数:1軸 兵装:砲1門 乗員:士官2名、下士官兵8名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジェームズ・ガスリー | James Guthrie | ― | ボルティモア | 1868/10 | ◎ガスリー Guthrieともいわれる ◎1868/8/29 1864年進水の汽船Gorge J. Loaneを購入し、改装 ◎1868/9/11 ジェームズ・ガスリーと改名 ◎1882/4/3 民間に売却され商船Joseph Cummingsとなる(売却額$4,030.95) ◎1894 除籍 |
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ヴァージン | Virgin | ― | ◎1870/8 ニュー・ヨーク海軍工廠にて売却 |
- 排水量:263t(350tともいわれる) 全長:49.68m 幅:7.62m 吃水:2.92m 主機/軸数:vertical機関/1軸 速力:10.0kt 兵装:砲4門 乗員:士官8名、下士官兵37名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
U. S. グラント (1、2、3) |
U. S. Grant | ― | Pusey & Jones Corporation | 1872/1/19 | 1906/11/28 | ◎グラント Grantともいわれる ◎1871/8/24 進水、竣工 ◎1893/9末 修理 ◎1894/4/11 海軍に移管 ◎1898/8/16 税関監視船部に移管 ◎1906/11/28 シアトルのA. A. Craginに売却(売却額$16,300)、シアトルのSan Juan Fishing & Packing Co. の為にオヒョウ釣りの蒸気船として改装(オフィシャル・ナンバーON 203825) 1911/12/26 Banks IslandのWhite Rockにて嵐により沈没 |
|
◎Statioend at New York patrolling east coast, 1872 - 1893. Transferred to Pacific, arrived Port Townsend, WA, 23 April 1894. Transferred to West Coast, 1894. First cutter to use wireless, 1903. |
- 排水量:223t(250tともいわれる) 全長:41.75m(43.89mともいわれる) 幅:7.19m 吃水:2.92m 主機/軸数:horizontal direct-acting機関(アリグザンダー・ハミルトンは1872年にcompund機関2基に換装)/1軸(Fowler steering propeller、1874年に別のプロペラに換装) 兵装:6ポンド砲1門 乗員:38名(士官7名、下士官兵33名ともいわれる)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アルバート・ギャラティン | Albert Gallatin | ― | David Bell | ― | ◎ギャラティン Gallatinともいわれる ◎1871 進水 ◎1871 竣工、後に改装 ◎1874 再役 1892/1/6 Cape Annにて沈没 |
||
アリグザンダー・ハミルトン | Alexander Hamilton | ― | David Bell | 1871/10/18 | 1906/1/31 | ◎ハミルトン Hamiltonともいわれる ◎1871 進水 ◎1892 改装 ◎1898/8上旬 舵を修理 ◎1906/3/9 モービルのLee Kimballに売却(売却額$2,100) ◎1906/3/26 引き渡されPilotと改名 ◎後にKeechiと改名 |
|
◎Served in Spanish-American War. |
- 排水量:250t(486tともいわれる) 全長:42.67m(54.74mともいわれる) 幅:7.62m 吃水:2.43m(2.62mともいわれる) 主機/軸数:外輪2基 兵装:砲3門 乗員:士官7名、下士官兵33名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
スカイラー・コルファックス | Schuyler Colfax | ― | J. H. Dialogue & Son | 1871/11/4 | 1899/9/1 | ◎コルファックス Colfaxともいわれる ◎1871 進水 ◎1878 ウィルミントンのPusey&Jonesにて改装 ◎1914 機関撤去工事、Arundel CoveにてStation Shipとなる(~1924) ◎1924/1/16 ボルティモアのCharles A. Jordingに売却(売却額$1,440) |
- 排水量:145t(147tともいわれる) 全長:31.08m 幅:6.24m(6.27mともいわれる) 吃水:2.62m 主機/軸数:compound-expansion蒸気機関/1軸 出力:210馬力 兵装:6ポンド砲1門? 乗員:士官2名、下士官兵14名
- ※鉄製曳船
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
マンハッタン (1、2) | Manhattan | ― | Charle A. Weidner | 1873/5末 | 1917/12/19 | ◎1873/5 進水 ◎1875/11/30 退役、Ogdensburg港にて係船 ◎1876/5中旬 Oswegoにて再役 ◎毎年11月30日に退役、OgdensburgかOswegoにて係船 ◎毎年5月に再役 ◎1883夏 再役 ◎1883/12/31 ボルティモアにて退役 ◎1885/3初め ボルティモアにて売却がキャンセル ◎1885/7末 Marine Hospital Serviceに移管、ヴァージニア岬にて隔離船となる(~1885/11) ◎1886/4/29 再役 ◎1917/4/6 海軍に移管 ◎1918/4/1 アランデル Arundelと改名 ◎1918/8/28 沿岸警備隊に移管 ◎1927/4/28 ボルティモアのGeorge Johnsonに売却され商船Expressとなる | |
◎Great Lakes 1875-1883. |
- 排水量:199t(235tともいわれる) 全長:47.24m 幅:6.70m 吃水:2.95m 主機/軸数:vertical cyl. surface-condensing機関/1軸 兵装:砲2門 乗員:35名(士官8名、下士官兵31名ともいわれる)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
オリヴァー・ウォルコット | Oliver Wolcott | ― | Risdon鉄工所 | 1873/7/30 | ◎ウォルコット Wolcottともいわれる ◎1897/2/19 シアトルのJoshua Greenに売却され商船となる(売却額$3,050) |
- 排水量:326t 全長:42.06m 幅:7.01m 吃水:2.10m(2.16mともいわれる) 主機/軸数:semicompound機関/2軸 兵装:砲2門 乗員:37名(士官7名、下士官兵31名ともいわれる)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジョージ S. ボウトウェル | George S. Boutwell | ― | David Bell | 1873/10/29 | 1907/7/26 | ◎ボウトウェル Boutwellともいわれる 1881/8/27 Savannah川のMcQueens島にてハリケーンにより座礁 ◎1907/10/23 モービルのLeo Kimballに売却(売却額$2,010) ◎1907 商船E. T. Chamberlinとなる |
- 排水量:188t(アリグザンダー J. ダラスは179t、リチャード・ラッシュは改装後には300t) 全長:43.76m(アリグザンダー J. ダラスは42.67m、リチャード・ラッシュは42.67m、改装後には53.34m) 幅:6.97m(アリグザンダー J. ダラスは6.55m(6.58mともいわれる)、リチャード・ラッシュは改装後には7.62m) 吃水:2.92m(アリグザンダー J. ダラスは3.23m(3.26mともいわれる)、リチャード・ラッシュは2.46m、改装後には3.84m(4.35mともいわれる)) 主機/軸数:蒸気機関(リチャード・ラッシュは改装後にはcompound-expansion蒸気機関)/1軸 出力:400馬力(アリグザンダー J. ダラスは300馬力) 速力:10.0kt(アリグザンダー J. ダラス) 兵装:砲2門(リチャード・ラッシュは改装後には砲3門) 乗員:士官7名、下士官兵33名(リチャード・ラッシュは改装後には士官8名、下士官兵33名)
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アリグザンダー J. ダラス | Alexander J. Dallas | W. Fessenden | 1874/7/28 | 1907/11/30 | ◎ダラス Dallasともいわれる ◎1908/7/2 民間に売却され商船となる(売却額$2,100) |
|
◎Great Lakes 1903-1907. | ||||||
サミュエル・デクスター | Samuel Dexter | アトランティック鉄工所 | 1874/6/18 | ◎デクスター Dexterともいわれる ◎1908/7/18 MobileのLee Kimballに売却(売却額$2,775) ◎1908 商船Leroyとなる 1926/11/16 St. Andrews Barにて沈没 |
||
リチャード・ラッシュ (1、2、3) |
Richard Rush | アトランティック鉄工所 | 1874/7/21 | 1912/9/30 | ◎ラッシュ Rushともいわれる ◎1885/8/13 サン・フランシスコのHall Bros. にて改装 ◎1885/11/10 再役 ◎1886/11/30 ラッシュが、サン・フランシスコ湾の入り口付近にて蒸気船City of Rio De Janeiroから350ポンドのアヘンを押収。アヘンだけが押収されたが、船主、船長、士官とのつながりは確認できなかった ◎1913/1/11(1913/1/22?) Alaskan Junk Companyに売却され商船となる(売却額$8,500) |
|
◎Alaskan waters, Jun 1890-Dec 1891. |
- 排水量:65t(改装後には48t) 全長:19.69m(改装後には26.82m) 幅:3.35m(改装後には5.36m) 吃水:1.82m(改装後には2.83m) 主機/軸数:1軸 乗員:10名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジョン F. ハートリー | John F. Hartley | ― | Risdon鉄工所 | 1875/8/9 | ― | ◎ハートリー Hartleyともいわれる ◎1875/5/17 竣工 ◎1895 ボルティモアにて改装 1914/4/2 サン・フランシスコの波止場にて沈没、後に引き揚げられる ◎1919/8/1 民間に売却 ◎1920 商船Wotocとなる |
- 排水量:39t(46tともいわれる) 全長:21.64m 幅:4.57m 吃水:2.13m 主缶:缶1基 主機/軸数:vertical inverted cylinder機関/1軸 乗員:士官2名、下士官兵8名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
テンチ・コックス | Tench Coxe | ― | William T. Malster | 1876/10/23 (1876/10/27?) |
1893/9/6 | ◎1876/6/7 進水 ◎1895/2/20 民間に売却され商船Almaとなる |
|
◎Harbor vessel, Philadelphia. |
- 排水量:213t(227tともいわれる) 全長:42.88m(44.19mともいわれる) 幅:7.31m 吃水:3.07m 主機/軸数:inverted cylinder蒸気機関/1軸 兵装:砲3門 乗員:38名(士官8名、下士官兵33名ともいわれる)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
トーマス・コーウィン | Thomas Corwin | ― | オレゴン鉄工所 | 1877/7/17 | ◎コーウィン Corwinともいわれる ◎1876 進水 ◎1898/4 海軍に移管 ◎1900/2/14 Port Townsendにて売却され商船となる(売却額$16,500) ◎1912~1917 除籍 |
- 排水量:126t 全長:25.90m 幅:5.18m 吃水:2.65m 主機/軸数:vertical cylinder機関/1軸 乗員:士官1名、下士官兵10名
- ※曳船
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ジェームズ・ガスリー | James Guthrie | ― | H. A. Ramsey Co. | 1882/6/1 | 1941/10/24 | ◎ガスリー Guthrieともいわれる ◎1882/5/13 進水 ◎1893 Spedden & Co. にて鋼製船体に改装(~1895) ◎1894/9 退役 ◎1917 海軍に移管 ◎1919/8/28 税関監視船部に移管 ◎1942/2/24 売却 |
|
◎Tug, Baltimore. |
- 排水量:257t(267tともいわれる) 全長:46.81m(47.24mともいわれる、改装後には垂線間長49.68m) 幅:7.62m(改装後には8.32m) 吃水:2.31m(3.01mともいわれる、改装後には4.26m) 主機/軸数:2-cyl. 蒸気機関/2軸 兵装:砲2門 乗員:士官7名、下士官兵31名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウォルター・フォワード | Walter Forward | ― | Pusey & Jones | 1882/9/23 (1882/11/1?) |
1912/8/19 | ◎フォワード Forwardともいわれる ◎1882/7/17 進水 ◎後に機関修理(修理額$52,000) ◎1888中頃 ボルティモアのSpedden & Co. にて改装(~1890/6) ◎1905末 退役 ◎1907/8 再役 ◎1912/10/24 民間に売却され商船となる(売却額$4,151) |
- 排水量:330t 全長:58.46m 幅:8.53m 吃水:2.43m(3.04mともいわれる) 主機/軸数:vertical beam機関/鉄製外輪2基 兵装:ラピッドファイア砲4門 乗員:士官7名、下士官33名
- ※ウィリアム P. フェッセンデンに搭載された主機は、退役したウィリアム・ピット・フェッセンデンの主機を流用
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィリアム P. フェッセンデン | William P. Fessenden | ― | ユニオン・ドライ・ドック社 | 1883/8/11 (1883/9?) |
1907/8/14 | ◎フェッセンデン Fessendenともいわれる ◎1883/4/26 進水 ◎五大湖にて冬ごとに退役、入渠 ◎春ごとに再役 ◎1903 退役、ボルティモアにて修理 ◎1905/11/14 再役 ◎1908/3 ToledoのCraig Shipbuilding Companyに売却(売却額$9,100) ◎1909 商船Chippewaとなる ◎1942 解体のため売却 |
|
◎Great Lakes 1883-1903. |
- 排水量:38t(41tともいわれる) 全長:20.42m 幅:3.65m 吃水:1.52m 主機/軸数:vertical compound機関/1軸 乗員:士官1名、下士官兵3名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
チャールズ B. ペンローズ | Charles B. Penrose | ― | Tottensville (Bentley Manor?) |
1883 | 1924/5/22 | ◎ペンローズ Penroseともいわれる ◎1883/3/24 商船josie R. を購入し、改装 ◎1883/4/21 チャールズ B. ペンローズと改名 1905 ペンサコラにて嵐により沈没、後に引き揚げられる ◎1924/7/25 売却(売却額$610) |
- 排水量:282t 全長:49.07m(50.29mともいわれる) 幅:7.62m 吃水:3.01m 主缶:缶1基 主機/軸数:direct-acting機関/1軸 兵装:砲2門 乗員:41名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
コモドア・ペリー | Commodore Perry | ― | ユニオン・ドライ・ドック社 | 1884/6/29 | ― | ◎ペリー Perryともいわれる ◎1883 進水 ◎エリー湖にて毎年11月中旬に退役 ◎毎年5月に再役 ◎1893/10下旬 ニュー・ヨークにて改装 ◎1898/4/9 海軍に移管 ◎1898/8/15 税関監視船部に移管 1910/7/27 St. Paul IslandのTonki Pointにて難破 |
- 排水量:133t 全長:54.19m 幅:5.79m 吃水:2.92m 主機/軸数:1軸 乗員:11名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィリアム E. スミス | William E. Smith | ― | 1887 | 1899 | ◎スミス Smithともいわれる ◎ニュー・オーリンズにて1884年進水の曳船を購入 ◎1898/4 陸軍工兵隊に移管 ◎1898/7 税関監視船部に移管 |
- 排水量:703t 全長:60.47m(60.53mともいわれる) 幅:8.71m(9.14mともいわれる) 吃水:5.57m(5.66mともいわれる) 主缶:バブコック&ウィルコックス缶1基 主機/軸数:compound-expansion steam機関/1軸 出力:101馬力(1885年時) 速力:8.0kt 兵装:6ポンド・ラピッドファイア砲3門(1885年時) 乗員:51名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ベア (1、2、3、4) |
Bear | ― | Alexander Stephen & Son, Ltd. | 1885/3/3 (1885/4?) |
1929/5/3 | ◎1885/3/3 税関監視船部に移管 ◎退役後、オークランド市に売却され海事博物館Bear of Oaklandとなる 1929 映画「The Sea Wolf」撮影用に用いられる ◎1930年代初め 南極遠征のため、Admiral Richard E. Byrdに売却(売却額$1,050) ◎1932/6下旬? ボストンにてオーヴァーホール、改装(~1933/9/25) ◎1939/9/11 海軍が購入、籍をもどす、再役、艦種を雑役艦(AG-29)に改める |
|
◎Served on West Coast and in Alaska. Alaskan waters, May 1886-Oct 1887, May 1888-Nov 1889, May 1890-Dec 1891. |
- 排水量:288t 全長:44.28m 幅:7.31m 吃水:2.62m(2.92mともいわれる) 主缶:バブコック&ウィルコックス缶1基 主機/軸数:vertical compound機関/1軸 速力:13.0kt 兵装(戦時):50口径76㎜砲1基、6ポンド砲2基 乗員:38名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ロト M. モリル (1、2、3) |
Lot M. Morrill | ― | Pusey & Jones Co. | 1889/10/10 | 1928/10/19 | ◎モリル Morrillともいわれる(ロト M. モリルという正式名称はほとんど使われていない) ◎1888 起工 ◎1889/4/28 進水 1895年から98年にかけて、モリルはジョージ S. ボウトウェル、スカイラー・コルファックス、ウォルター・フォワード、ルイス・マクレーン、ウィノナの各カッターとともに、フロリダ海峡および隣接海域の中立性パトロールを実施。“中立法の施行 The enforcement of neutrality lawsは、反乱軍の利益のためにわが国の沿岸からキューバへ違法な遠征を行おうとする多くの試みによって必要となり、カッター・サーヴィスによる警戒的な巡回を余儀なくされた”と税関監視船部司令官チャールズ F. シューメーカー大佐 Revenue Cutter Service Commandant Capt. Charles F. Shoemakerは述べている。カッターは中立規定違反で7隻を押収し、違反の疑いのある12隻を港で拿捕し、1898年2月15日の戦艦メイン Maine破壊の前に組織された2つのフィリバスター遠征隊 organized filibusteringを解散させた ◎1898/3/24 海軍に移管 1898年4月9日付大統領令により、モリルは海軍省に移管された。“モスキート艦隊 "Mosquito Fleet”のために武装した同船は、4月24日、カッターのハドソンとアリグザンダー・ハミルトンとともにハンプトンロードを通過し、キー・ウェストに向かった。キューバを封鎖する艦隊の任務中、海軍部隊と効果的に連携した ◎1898/8/17 税関監視船部に移管、五大湖のパトロール任務を再開。デトロイトを拠点にヒューロン湖、セント・クレア湖、エリー湖、オンタリオ湖の水域を巡回し、遭難船の救助や航海法の執行にあたった。1910年12月、のちに税関監視船部の第4代指揮官となるエルズワース P. バーソルフ Ellsworth P. Bertholfが、デトロイトにてモリルの指揮を執ることになった ◎1899~1917 毎年冬は五大湖にて係船 ◎1912 ボルティモアにて修理(~1913) ◎1917/4/12 海軍に移管、再び海軍の一員となったモリルは、1917年4月6日から1917年8月28日まで大西洋沿岸をパトロールした。何度か哨戒区域で座礁した商船を助けた。11月初旬、モリルは第4海軍区 4th Naval Districtのフィラデルフィアでの任務に就くよう命じられた。11月10日、ジョージ E. ウィルコックス大尉 Lt. George E. Wilcoxの指揮の下、デトロイトを出港。ケベックに寄港した後、12月5日の午後にハリファックスに到着。ドックサイドでの停泊は不可能であったため、モリルは燃料と水を補給するためにDartmouth Cove付近に停泊するように指示された 1917/12/6 ハリファックス港にて弾薬運搬船Mont Blancの爆発事故により損傷 12月6日午前8時過ぎ、バルク爆薬 bulk explosivesを満載した旧フレンチ・ライン old French Lineの貨物船Mont Blancが、ハリファックス港のNarrowsにてノルウェーの蒸気船Imoと衝突する事故が発生した。Mont Blancは火災に見舞われ、0905に船と貨物が爆発し、ハリファックス全体を揺るがす大爆風となった。最も信頼できる死傷者数は、死者1,635名、負傷者9,000名である。1,600棟の建物が全壊し、16マイルの範囲内で12,000棟近くが深刻な被害を受けた。被害額は$3,5,000,000に上ると推定される。モリルは大きな被害を受けなかったため、陸上のニーズに目を向けた。H. G. ヘミングウェイ少尉 2nd Lt. H. G. Hemingwayが率いる救助・支援隊が貴重な援助を行い、カッターは危険地帯から他の船を牽引するために待機していた モリルは12月18日にハリファックスを出発した。同船の活躍は駐米英国大使セシル・スプリング・ライス卿 Sir Cecil Spring Rice, the British Ambassadorの目に留まり、1918年1月9日付の書簡でジョセフス・ダニエルズ海軍長官 Josephus Daniels, Secretary of the Navyは“モリルが他の船の弾薬の激しい爆発でかなり損傷したが、被災した都市の苦悩する住民に最初に援助を与えた”と述べている。第4海軍区に到着したモリルは、戦争期間中、沿岸哨戒艦として運用さた ◎1919 沿岸警備隊に移管、1919年8月28日に湖水地方 Lakes Divisionに配置転換され、残りの任期中、レガッタ・パトロール regatta patrolsで最も活躍。デトロイトで9年間勤務したのち、ボストンへ向かい、1928年10月19日に退役した ◎1928/12/12 売却 ◎1929 商船Evangelineとなる |
|
◎USN 1898. Blockade of Cuba. Great Lakes 1889-1917 and 1919-1928. Damaged
explosion of m/v Mont Branc at Halifax, 6 Dec 1917. ☆ロト M. モリルの撃沈スコア(以下の艦船) ・1898/7/13 フランスの船Lafayette(拿捕) ・1898/7/13 スクーナーEspaña(拿捕) |
- 排水量:321t 全長:45.29m 幅:8.01m 吃水:1.55m(1.85mともいわれる) 主機/軸数:compound-expansion steam機関/2軸 出力:600馬力 兵装:3ポンド砲1基 乗員:39名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィノナ | Winona | ― | Pusey & Jones Co. | 1890 | 1915/7/12 | ◎1890/8/4 起工 ◎1890 進水 ◎1902末 ボルティモアにて退役(~1903) ◎1915/8/18 売却(売却額$12,697) |
- 排水量:416t(708tともいわれる) 全長:57.91m 幅:8.83m 吃水:2.40m(平均、1919年には3.04m) 主缶:缶2基(single-ended) 主機/軸数:compound-expansion steam機関(1904年もしくは1905年にはvertical triple-expansion機関)/2軸(1904年もしくは1905年には1軸) 出力(計画):1,200馬力 速力:12.0kt 兵装:6ポンド砲4基(戦時には50口径76㎜砲3基、機銃2基、1918年には爆雷投射機(Y砲)1基設置) 乗員:41名(58名ともいわれる)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ガルヴェストン | Galveston | ― | Charles Reeder & Sons | 1891/8/22 | 1937/12/10 (1937/12/31?) |
◎1890 起工 ◎1890/12/18 進水 ◎1900/12/30(1904/12/30?) アパッチ Apacheと改名 ◎1917/4 海軍に移管、第5海軍区にて運用開始 ◎1919/8/28 沿岸警備隊に移管 ◎1921 退役 ◎後に再役 ◎退役後、陸軍に移管 |
- 排水量:128t(179tともいわれる) 全長:29.44m 幅:6.09m(6.27mともいわれる) 吃水:2.56m(2.74mともいわれる) 主機/軸数:vertical triple-expansion機関/1軸 速力:12.0kt 兵装:6ポンド・ラピッドファイア砲3門、コルト式機銃1基 乗員:11名
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ハドソン (1、2、3) |
Hudson | ― | John H. Dialogue & Son | 1893/9/15 | 1935/5/3 | ◎1893/8/17 進水 ◎1898/3/24 海軍に移管、海軍工廠ノーフォークにて艤装(1、2) ◎1898/8/17(1898/9/23?) 税関監視船部に移管 ◎1917/4/6 海軍に移管 ◎1919/8/28 除籍、沿岸警備隊に移管 ◎1927/12/22 沿岸警備隊補給処にて修理(~1928/7/14) ◎1940 民間に売却され商船となる 1946/12/19 St. Johns Riverにて沈没 |
|
◎Blockade of Cuba. Attack on Cardenas, 11 May 1898. New York. ☆ハドソンの撃沈スコア(以下の艦船) ・1898/7/13 スループCristina(拿捕) ・1898/7/13 スループDnna Yaez(拿捕) ・1898/7/13 スループJosefita(拿捕) ・1898/8/6 スループCristina(拿捕) |
- 総トン数:123t(1895年時。1933年には170t、1945年には190t) 全長:28.83m 幅:6.27m 吃水:2.92m 主缶:バブコック&ウィルコックス式水管缶1基 主機/軸数:Fore-and-Aft vertical compound機関/1軸 速力:11.0kt(1945年には13.0kt) 航続力(1945年時):11.0ktで225浬 兵装:3ポンド砲1基(戦時には6ポンド砲2基) 乗員:士官2名、下士官兵9名(戦時には士官5名、下士官兵15名)
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 竣工日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
カルメット (1、2) |
Calumet | ― | David Bell (Bell's Steam Engine Works) |
1894/10/18 | 1946/10/14 | ◎1894/10 進水 ◎1898/3? 海軍に移管 ◎1898/9? 税関監視船部に移管 ◎1917/4/6 海軍に移管 ◎1919/8/28 沿岸警備隊に移管 ◎1921/12/17 退役、沿岸警備隊補給処にて改装 ◎1922/7/17 再役 ◎1930/6/11 沿岸警備隊補給処にて改装(~1930/9/25) ◎1922/7/17 再役 ◎1934/9/28 タイオガ Tiogaと改名 ◎第二次大戦中、海軍に移管、船種を港内曳船(WYT-74)に改める |
- 排水量:28t(40tともいわれる) 全長:19.20m(20.42mともいわれる) 幅:3.59m 吃水:1.52m 主缶:Roberts Safety Water Tube Boiler Company缶 主機/軸数:vertical compound機関/1軸 乗員:5名(6名ともいわれる)
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
タイビー | Tybee | John H. Dialogue & Sons | 1895/11/19 | ◎1895 完成 ◎1895/11/19 引き渡される ◎1917/4/6 海軍に移管 ◎1919/8/28 沿岸警備隊に移管 ◎1923/11/6 船種を港内ランチ(AB-15)に改め、タイビーという船名をとる ◎1930/9/25 ジャクソンヴィルのD. E. Littleに売却 |
- 排水量:22t 全長:19.81m 幅:2.92m 吃水:1.40m(1.67mともいわれる) 主機/軸数:vertical compound機関/1軸 速力:10.0kt 乗員:士官1名、下士官兵5名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ガード | Guard | Port Townsend | 1896/8/19 | 1912 | ◎1896 建造 ◎1912/3/22 売却(売却額$603) |
- 排水量:22t 全長:19.81m 幅:2.92m 吃水:1.67m 主機/軸数:vertical compound機関/1軸 兵装:3ポンド砲1基
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
スカウト | Scout | Port Townsend | 1897/1/11 | 1915/2/13 | ◎1897 建造 ◎1915/4/2 Birch Anderson Towboat Companyに売却(売却額$1,020) |
- 排水量:670t 全長:52.05m 幅:8.22m 吃水:2.01m(2.92mともいわれる) 主缶:バブコック&ウィルコックス缶2基 主機/軸数:vertical triple-expansion機関/2軸 出力:800馬力 速力:13.0kt(15.0ktともいわれる) 兵装:3ポンド砲3基(戦時には50口径76mm砲1基、6ポンド砲2基) 乗員(WWI時):士官5名、下士官兵44名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ウィリアム・ウィンダム (1、2、3、4) |
William Windom | アイオワ鉄工所 | 1896/6/30 | 1930/7/31 | ◎ウィンダム Windomともいわれる ◎1894 起工 ◎1895/6/23 進水 ◎1896/5/11 引き渡される ◎ボルティモアにて竣工、就役 ◎1898/3/24 海軍に移管 ◎1898/4上旬? 海軍工廠ノーフォークにて入渠 ◎1898/8/17 税関監視船部に移管 ◎1911/9/12 チェサピークにて退役 ◎1911/11/1 再役 ◎1915/1/15 退役、Arundel Coveにてボイラー換装工事 ◎1915/12/13 コマンチ Comancheと改名 ◎1916/1/8 再役 ◎1917/4/6 海軍に移管 ◎1918/8/28 沿岸警備隊に移管 ◎1920/4/17 退役、キー・ウェストにて修理 ◎1920/7 再役 ◎1923 ボルティモアとノーフォークにて修理 1927/7/22 メキシコ湾にて火災により損傷、漂流 ◎1930/11/13 ボルティモアのWeiss Motor Linesに売却(売却額$4,501) ◎1931 商船となる ◎1933 Turquinoと改名 ◎1951 除籍 |
- 排水量:250t 全長:33.52m 幅:6.27m(6.40mともいわれる) 吃水:3.13m 主缶:バブコック&ウィルコックス缶1基 主機/軸数:vertical triple-expansion機関/1軸 出力:500軸馬力 乗員:22名
船名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ゴールデン・ゲイト | Golden Gate | Moran Bros. | 1897/6/17 | 1945/11/22 | ◎1895 起工 ◎1896/2/3 進水 ◎1917/4/6(1917/4/7?) 海軍に移管 ◎1919/8/28(1919/12/15?) 沿岸警備隊に移管 ◎第二次大戦中、海軍に移管、船種を港内曳船(WYT-94)に改める |